「資格」と「免許」の違い、知っていますか?

このサイトでは、主に「資格」についてお話していますが、似た概念に
「免許」というものがあります。

調理師免許とか医師免許、運転免許もそうですね。
世の中には免許がないとその職業につけないものがたくさんありますが、
では、免許と資格はどのような違いがあるのでしょうか?

国家資格はありますが、国家免許もあります。
この免許と資格では違いがあるということなんですが、それはどんなものでしょう?
大ざっぱに言ってみると免許も資格も同じようなもののような気がしますが、
権限が違ってくるのですね。

免許とは

国家免許の場合、免許がないのに免許を持っている人が行う行為をしてしまうと、
それは犯罪行為になります。医師免許がない者が手術をすると、それは傷害罪ですからね。

医師免許がない者が手術をすれば、それは違法なわけで、
免許があることによってその違法性は阻却され犯罪要件にはならないのですね。

上の医師のように免許があるからこそできる行為であって、
一般の人が行うことは禁止されているようなことがあるんです。

このように、一般の人が禁止されていることを免許を持っている人なら
行うことができるというのが免許です。
免許を持っていれば行っても犯罪にならないという特別な権限を持っている人が持つものが免許なんですね。

資格とは

では、資格とはどんなものでしょうか?
資格とは、その人が持っているスキルや知識や能力などを判定する基準のことです。

免許の場合のように、資格がなかったとしても、行うと犯罪とかそんなことはなく、
単に能力の話なのです。

漢字検定や簿記検定資格がなくとも、別に漢字についてどうこうしたら
罰せられるなんて聞いたことあります?ないですよね?
英語の資格といったようにありますが、だからそれ以外の
人がどうこうということは関係ありません。

しかし、免許はこうはいきません。
運転免許や弁護士免許、社会保険労務士の免許などが一般的で医師免許もあります。
運転免許を見てみても、免許がない人が運転をすれば犯罪になりますし、上でも言いましたが、
医師でもない人が免許もなしに医療行為を行えば、これも犯罪になります。

免許は持っている人だけが特別に許されている行為なのです。

「「資格」と「免許」の違い、知っていますか?」への1件のフィードバック

  1. 航空機の操縦は“資格”(操縦士資格)をもっているもののみが許されます。
    持っていないものが行えば犯罪です。
    法廷代理人もそうですね。 弁護士資格を持っていないとなれません。
    その他、日本では“資格”を持っていないと許されない行為、職業などが多々あります。

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